こんにちは、元農協職員の鈴木です。
すごくその気持ち分かります!!ですが、ちょっと待ってください。
農協を辞めるとき、
- 「先に退職するのか?」
- 「転職先を決めるのか?」
どちらが良いのか悩みませんか?
僕は農協を辞める前にとても悩みました。僕の経験からお答えします。
農協を辞める!先に退職?転職先を決めてから?
先に結論から述べます!!
絶対に、転職先を決めてから農協を辞めるようにしましょう!
絶対です!
僕は転職先を決めずに農協を辞めています。そのため、無職期間を経験したのですが、この期間が非常につらく、苦しかったです。
この経験をあなたにして欲しくないから言います!
正直、農協を辞める前にどちらを選ぶ方がいいのかなと迷い、ネットで検索したこともあります。ですが、こちらのほうがいいとはっきり断言している情報には出会えませんでした。
だからこそ、僕は断言します。
先に転職先を決めてから辞めましょう!
仕事が原因でうつ病などに苦しんでいる場合はこの限りではないのであしからず。専門員と相談しましょう。
ただ、僕の意見は転職先を決めてからですが、どちらにもメリットとデメリットがあるのも事実です。
それぞれのメリットとデメリットを確認していきましょう。
農協を辞める!先に退職する場合
メリット
- 心身ともに休むことができる
- 急な求人募集に対応できる
心身ともに休むことができる
当たり前ですが、転職先が決まっていないのでゆっくりできます。
朝、仕事に行かなくてはと無理に起きる必要もなくなります。身も心もリフレッシュできるので、疲れた心を休めることができます。
70歳まで働くとして、一度くらいゆっくりする期間があっても良いかもしれません。
ただ不思議なことに、僕がそうだったのですが、数カ月も休むと無性に働きたくなってきます。
急な求人に対応できる
転職求人は新卒のように年度初めの募集は少ないです。
そのため期中の募集になります。
在職中の転職活動になると、希望企業の入社日と農協の退職日を調整する必要があります。
この調整がうまくいかなくて転職できなかったという話もあります。
ですが、先に退職をしている場合、企業の指定する日に確実に入社することができるので有利です。
即日入社も可能になるので、その点は企業から好まれる場合もあります。
デメリット
- 無職のため収入が無くなる
- 無職期間が長くなると転職に不利
- 希望条件を妥協してしまう
無職のため収入が無くなる
職がないので、収入がなくなります。
しばらくは失業手当が支給されますが、永遠に続くわけでもなければ、高額でもありません。
貯金を切り崩す生活は、精神的に非常にストレスを感じました。
無職期間が長くなると転職に不利
転職ではよく言われますが、これについては微妙だと僕は思っています。
と言うのも私自身、農協を辞めて無職状態がしばらく続いたのですが、それが不利に働いたようには感じなかったからです。
さすがに、5年や10年無職だと不利になるとは思います。
希望条件を妥協してしまう
これはとても陥りがちなデメリットです。
正直、僕もなかなか転職先が決まらず、無職期間が続きているとき、ハローワークの職員から、「もう少し希望条件を広げてみませんか?」と言われました。
ちなみに、僕の絶対譲れない条件はノルマ自爆がないことと、残業代が支給されることでした。が、無職に耐えれなくなり、焦って転職すると、クソブラックでした…。
そこからまた転職活動をすることとなり、結果的には転職サイトから希望条件を妥協することなく転職を成功させることができました。本当に助かりました。
農協を辞める!転職先を決めてからの場合
メリット
- 給料がある
- 求人をしっかり選ぶことができる
給料がある
転職先が決まるまで固定給が続くというのはありがたいことです。
もしも先に退職してしまって、次の仕事が決まらなければそれまでずっと無給です。
- すぐ決まるだろ
- 別に一時収入がなくても平気
そう思っていませんか?僕は思っていました…
それなのに、いざ自分が無給の立場になったら巨大な不安に襲われました。
あるのが当たり前だと思い込んでいませんか?固定給の安心感は大きいです。
求人をしっかり選ぶことができる
農協からの給料があるので無理をして仕事を決める必要がありません。
本当に自分が興味がある、やりたい仕事が見つかるまで妥協することなく待つことができます。
僕も転職サイトを利用していなければ妥協していた可能性があります。
デメリット
- 急な求人募集に対応できない
- 市場価値が下がり続ける
急な求人募集に対応できない
上記で述べましたが、転職は基本的に期中です。
そのため、希望企業から内定をもらえたのに、農協の退職日が希望する日にならず、転職先の入社日に間に合わないということがあります。
実際、この日程調整がまとまらなかったことで、内定がなくなった話を聞いたことがあります。
こんなことになったら現職にも居づらくなってしまいます。
余談ですが、転職サイトを使えばこのあたりの日程調整も行ってくれたりします。
市場価値が下がり続ける
絶対とは言いませんが、転職は若いほど有利です。
なぜなら、市場価値は年々下がる傾向にあるからです。
ですが、農協を辞めて他企業で働くと決心しても、在職のままだと本気で活動できない人も一定数います。
結果、農協に居座り続け「あの時に行動しておけば…」と悔やんでも時遅しです。
自分の市場価値を見極め、価値を下げないように努力しましょう。
農協を辞めるとき、先に退職する?それとも転職先を決めてから?まとめ
- 先に退職するのか?
- 転職を決めてからにするのか?
それぞれメリットとデメリットを確認してみていかがだったでしょうか?
一長一短がありますが、僕の主張は絶対に転職先を決めてから農協を辞めることをオススメします。
それほど無職時代は精神的に苦しかったです。
また、すこし触れましたが、転職を考えた時、活動をハローワーク一択に絞るのは危険です。
様々な企業は幅広く見て、転職先を決めるほうが安全だからです。ちなみに、僕はハローワーク一択で転職活動をした結果、超絶ブラック企業に行くこととなりました…。
転職には転職用のサービスがあります。転職は自分の大切な人生の選択です。その活動も大切にしましょう。
-
【農協を辞めたい】10年勤めた元職員が語る本当の話【完全実体験】
こんにちは、元農協職員の鈴木です。 10年農協に勤めましたが、在職中から「農協を辞めたい」という気持ちがめちゃくちゃあり ...
続きを見る