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農協職員は転職に不利ってホント?【実は圧倒的に有利な話】

2018年10月15日

農協職員は転職に不利ってホント?!【元職員が回答:むしろ有利な話】

こんにちは、元農協職員の鈴木です。

「農協職員は転職に不利だ」という話をよく聞きませんか?

僕は農協転職前に、農協職員は転職に不利だという話をネットで見て不安になりました。

「農協からの転職を考えているけど、農協職員は転職に不利という話を聞いて不安になった」

上記の不安を解決します。

農協職員は転職に不利なの?と不安になっている方は参考にしてみてください。

農協職員は転職に不利じゃない!はじめに結論です。

農協職員は転職に不利じゃない!はじめに結論です。

「農協職員は転職に不利だ!」などと言われると自信がなくなりますよね?

でも、大丈夫です。安心してください。

農協職員であるという理由で転職に不利になることは一切ありません。

もう一度言います。

「農協職員であることで転職が不利にはなりません!」

なぜなら僕自身、農協からの転職に成功することができたからです。

そして、そもそも農協職員であったことで転職に不利だと感じたことすら一度もありませんでした。

成功体験とまでは言い切りませんが、私の転職経験を通じて農協職員が転職に不利ではないという理由を知ってもらえたら幸いです。

その前に、なぜ、農協職員が転職に不利だと言われるのか見ていきましょう。

農協職員が転職に不利と言われるのはなぜか

農協職員が転職に不利と言われるのはなぜか

ネットの情報で農協職員は転職に不利とよく書かれていますが、勘違いから生まれているその理由を二つ挙げます。

  • 利益重視の仕事をしていない
  • ビジネススキルやビジネスマナーがない

上記のとおりです。掘り下げます。

農協職員が転職に不利と言われる理由①利益重視の仕事をしていない

協同組合は非営利団体であるという認識のため、「農協=利益を追求しない組織だと勘違いされている」ところに原因が一つあります。

農協は協同組合ではありますが、その内情は一般の会社と何ら変わりありません。

農家組合員のための組織ではありますが、完全に利益を追求する組織です。

その証拠に、職員は異常なほどのノルマを課せられています。

農協職員が転職に不利と言われる理由②ビジネススキルやビジネスマナーがない

これも前述の理由に通じる部分があります。

利益を追及しない組織であると勘違いされているため、「利益無視=ビジネスを行う組織ではない」という勝手な認識から、ビジネスに関するスキルやマナーがないと誤解されています。

ですが実際には、多種多様な事業を持っている農協で働く職員たちは、それらに対応するために多くのビジネス力を身につけている人材が存在しています。

農協職員が転職に不利と言われる理由はすべて嘘!!

農協職員が転職に不利と言われる理由はすべて嘘!!

上記で挙げた、農協職員が転職に不利になるという話は根も葉もない噂です。

そして、全く根拠がないと言えます。

もしも今、農協を転職しようと考えている職員の方がいましたら、安心して転職活動を進めてください。

農協職員は転職に不利じゃない!むしろ有利になる!!

農協職員は転職に不利じゃない!むしろ有利になる!!

「農協職員であることは転職に不利にはならない」と冒頭で断言しました。

しかし、実はそれ以上に「農協職員であることはむしろ転職に有利」になります。

おそらく不利になるという話は嫌と言うほど聞いてきたと思いますが、有利になるという話は聞いたことがないのではないでしょうか?

ですが、僕が農協から転職した経験をもとに話すと、農協職員であることは転職に確実に有利に働くと断言できます。

農協職員は転職に不利じゃない!むしろ有利になる理由「信用度」

農協に限らず知名度を持った企業で働いているということは転職にプラスになります。

企業はどこでどんな仕事をしていたのかが見えにくい人材よりも、わかりやすい経歴を持った人材を好む傾向にあるからです。

ある例と具体的な話をするので想像してみてください。

(例)あなたは面接官
→今、あなたの目の前に二人の応募者がいます。
一人は誰もが知っている企業からの転職者、もう一方はどんな企業かわからないところからの転職者です。
二人の能力が同じ時、どちらか一人しか採用できないとしたら、あなたはどちらを採用しますか?
きっとバックグラウンドが見えやすいほうを採用するのではないでしょうか?

なぜ、こういうことをするのかと言うと、

面接や選考という限られた時間で人材を評価しなければならない時に、その人物の背景が分かりやすい人のほうが企業は安心するからです。

(具体的な話)銀行の融資
→銀行がお金を貸すときに審査を行いますよね?
勤め先や年収などなど。
これは当然、銀行は融資により利益を得たいために貸し出すのですが、融資したお金の返済ができるかどうかはもっと大切になります。
いくら利益が出ると感じても、貸し出したお金が返済されなければマイナスにしかなりません。

選考採用も銀行融資に類似しており、企業はまずその人材が利益をもたらしてくれるかの前に、損失を出さないかを非常に気にします。

ここでいう損失とは、仕事のミスなどのようなものではなく、事件として取り上げられるような横領や詐欺などの大きな損失です。

そんなバカなと感じる方もおられるかもしれませんが事実です。実際にそれを象徴するような採用が過去には多くありました。

それは、縁故採用や身分調査(親族の勤め先など選考時に確認すること)です。

このような縁故採用や身分調査は、現在では禁止されているので実施されていませんが、非常に重要な要素を持っているため、内密に行っているところも未だにあります。

農協職員は転職に不利じゃない!むしろ有利になる理由「信用度」の実体験

僕の実体験としては、希望企業の最終選考時に役員から言われた言葉です。

「農協にいたということは身分保障は安心ですね」という一言。

非常にざっくばらんでアットホームな最終面接で、選考というよりはほとんど雑談という状態でした。

そのときに企業側が選考の内情を少し語られ、採用人数が一人で、実は私のおもう一人で決めかねているという話。

そこでさきほどの「大きな声では言えないが、農協にいたということは身分保障は安心だ」という言葉を聞きました。

最終的にその企業は、選考結果が出る前に私から辞退しました(第一企業の選考が途中だったため、非常に悩みましたが辞退しました)。

信用度は転職に有利になります!そもそも農協職員だからという理由で不利に感じたこともなかったですけどね。

ただ、知名度がある企業からの転職はそれなりの転職理由・退職理由が必要になることが多いので気を付けておいて損はないです。

しかし、幸運なことに農協という組織は「ノルマ自爆」「低賃金」などということも知られているので、一般の知名度の高い企業よりは厳しく転職理由・退職理由を言及されないように感じます。

ということで、今回はこのあたりにします。

繰り返しますが、農協からの転職が不利なんてデマです。転職活動する人は、安心して活動してください。

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