農協から大手企業に転職して気づいた４つのこと【すべて事実】

こんにちは、元農協職員の鈴木です。
１０年農協に勤務（営農・ＭＡ・ＬＡを経験）し、大手企業に転職しました。

今回の内容は、記事タイトルの通りで、「僕が農協から大手企業に転職して気づいた４つのこと」についてです。

と考えている人は参考になると思います。

農協から大手企業に転職して気づいた４つのこと

サクッとその４つを挙げておきます。

上記の通りです。さっそく、詳細を掘り下げていきます。

１．農協では一般的なビジネススキルが身に付かない

農協では、基本的に「対企業の仕事」をすることがありません。農協の顧客は基本的には「組合員＝農家」だからです。

実際、僕は冒頭で述べた通り、「営農→MA→LA」を経験しましたが、ほとんどが組合員などの顧客が相手で、対企業ではありませんでした（念のため書いておきますが、企業契約の預貯金や共済も対企業の仕事の範囲にはカウントされないです）。

これが良い悪いという話ではないですよ。単純に農協の仕事の性質上の話です。

とはいえ、基本的にビジネススキルと呼ばれるものは、対企業の話がほとんどです。例えば、下記です。

上記の通りです。言葉を選らばずに言いますが、農協ではほとんど経験することがありません。

正直、僕は転職当初、ビジネス文書の書き方・稟議書の書き方・報告書の書き方などはイマイチ分かっていませんでした。

幸い、転職先が丁寧に教えくれる環境だったので乗り越えることができましたが、これらのことは社会人だと出来て当たり前というのが暗黙の了解になっていますね。

ですが、農協では経験することすらないので、そのスキルが磨かれませんでした。

こういう話をすると、いや、農協でもそれらのことはやってますけど？と思うかもしれないですが、正直、求められるレベルがちょっと違ったりします…

ただし、もう一度言っておきますが、良い悪いという話ではないですからね！その証拠に、農協だと対企業のスキルは身に付かないかもですが、対顧客のスキルは身に付きますからね。

２．農協ではプライベートの付き合いを強要される

農協から転職して驚いたことが、「プライベートを強要されない」ということです。

正直、農協時代は、

みたいな感じでした。ですが、現在は、

これが当然のように通ります。なんなら上司が、「仕事が終わればプライベート！無理に飲み会に付き合うなんてナンセンスだ」と言っています。

はじめて聞いたときは感動しましたね。そんな事を言う上司がいるなんて、という感じです。

農協時代は、おれの酒が飲めないのか？という人ばかりでしたからね…。飲み会に行きたくない雰囲気を出した瞬間に、説教がはじまることもありましたし…。

農協は、完全に現代の流れから置いていかれているかもです。飲みニケーションの時代はとうの昔に終わってますからね！

３．農協は仕事に対する意識が低い人が多い

これは完全に僕の主観です。農協時代の僕の周りの職員がそうだっただけかもしれないですが…。なので、気分を悪くされた方はすみません。

僕の個人的意見として書きます。下記です。

上記の通りです。控えめに言っても、ありえない仕事ぶりです。仕事への意識が低いなんてものじゃないですよね。

なお、嫌な上司に限って、「人には厳しく、自分に甘い」という感じでした。

当たり前ですが、転職後に上記のような人はいません。それが普通なんですけどね…。

４．農協の当たり前は世間では当たり前ではない

ここまで読んでもらった時点で、もう既に感じていると思いますが、農協の当たり前は世間では当たり前ではないですね。例えば下記。

上記の通りです。

これらは農協では普通のことですが、一歩農協から出ると完全に異常だと言うことがわかります。まったくもって普通のことではないですね。

辞めたからこそ思いますが、よく10年も我慢できたなと感じます。農協の世界しか知らなかったので、どこもこんなもんだというイメージがあったかもしれません。

まとめ：農協から大手企業に転職して気づいた４つのこと

ということで、まとめます。

上記の通りで、４つ上げましたが、４つ目の「農協の当たり前は世間では当たり前ではない」という部分に全てが詰まっているかもしれません。

とはいえ、辞めてみなければ気づけない、という点があるのも事実です。なので、農協を転職したいけど不安に思っているという方は、問い合わせから気軽にメッセージを送ってください。僕が経験したことは包み隠さずお応えしますよ。