こんにちは、元農協職員の鈴木です。
農協に10年勤めて、ホワイト企業に転職しました。
僕も辞める前に後悔したらどうしようとすごく悩んだ経験があります。
上記についてお話ししつつ、農協を「辞めて後悔する人」「後悔しない人」の特徴について紹介していきます。
目次
僕は農協を辞めて後悔していない
はじめに書いておきますが、僕は農協を辞めて全く後悔していません。
とはいえ、一度も後悔したことはないとは言いません。別記事でも書いたのですが、農協の後に無職になり、非常に苦しい思いをしたのでそのときばかりは後悔しました。
ですが、現在は農協を辞めて良かったと思っています。
なぜなら退職理由にも重なるのですが、
- ノルマや自爆から解放された
- 残業代がきちんと支給されるようになった
これらは農協に勤めていては実現できなかったものだからです。
ですが、基本的に辞めたいと思っていた農協でも、いざ辞めてしまうと後悔する人が一定数いるようです。
その情報を目にして、農協を辞める前の僕はビビッてしまいました。
それでは農協を辞めて後悔する人の特徴について見ていきましょう。
農協を辞めたいと考えている人は、自分がこの特徴に当てはまっていないかどうかをしっかり確認しておいてください。
農協を辞めて後悔する人の特徴
- 辞める理由が弱い
- 突発的に辞める
- 精神的にダメージを受けているとき
- 迷いがある
- 相談する人がいない
- 自分で決められない
- 周りに影響を受ける
- 隣の芝生は青い
では詳細を確認していきましょう!
辞める理由が弱い
これが一番多いです。
辞める理由が弱いと後悔する可能性が高くなります。
この辞める理由は客観的に見て、誰もが納得できるような理由である必要はありません。
それよりも、完全主観でかまわないので、あなた自身が揺らぐことのないような確固たる辞める理由を持つことが非常に大切です。
確固たる辞める理由があれば、辞めた後にどんなことがあってもぶれることのない気持ちを持ちる続けることができます。
これが一番大切ですね。
突発的に辞める
働く上で嫌なことは必ず起こります。必ずです。
そのため辞めるときは計画性をもって行動するようにしましょう。
また夜に物事を判断するのもNGです。夜は自制心を失う時間とも言われています。
辞める決断をするときは午前中、それも朝が最も良いでしょう。
平常心のときに決断です。
精神的にダメージを受けているとき
先程の突発的と少し重なる部分もありますが、精神的に落ち込んでいるときは大きな判断をしないようにしましょう。
自分では気が付かないかもしれませんが、このときも正常な判断が難しくなっていることがあります。
うつ病などの場合はこの限りに当てはまらない場合もあるので専門員と相談するようにしましょう。
迷いがある
農協を辞めたら後悔するかもしれないと悩むぶんには大丈夫ですが、辞めるか辞めないかを迷っているときは辞めないほうが良いかもしれません。
本当にやりたい進みたい道ならばきっと迷うことはないはずです。
そして、迷いがあるということは最初に挙げた明確な辞める理由もでてこないと思います。
相談する人がいない
辞めるのは自分ですが、できるだけ多くの人に相談しましょう。
その中には、あなたが経験していない、想像していない新しい思考を与えてくれる一言をくれる人がいる可能性があります。
相談できる人は全てに相談するくらいの感覚が良いです。もちろん、僕にコメントいただいてもOKです。内容次第では辞めないほうが良いとハッキリ言いますよ。
自分で決められない
上の続きになりますが、できるだけ多くの人に相談はする方が良いのですが、最終判断は自分で決めてください。
- 親がそういうから
- お世話になっているあの人が言うから
- 世の中をたくさん知っているあの人がこう言ったから
これらの理由で自分の進退を決めてはいけません。
絶対に自分で決めないと後で後悔します。
周りに影響を受ける
辞めたいと考えている時期に不思議なことが起きることがあります。
- 先輩や後輩が農協を辞めたり
- 農協以外で働いている友達が転職したり
一見、自分を後押しするかのような出来事があるかもしれませんが、意識しすぎてはいけません。
人は人、あなたはあなたのタイミングで考える必要があります。
周りに流されて農協を辞めると後で後悔する可能性があります。
隣の芝生は青い
最後に隣の芝生は青いということを覚えておいて欲しいです。
- 学生時代の友人が話す職場は楽しそう
- ドラマで見る仕事は面白そう
これらが幻想とは言いませんが、人によって定義のちがうものを信じて追い求めると後悔に陥る可能性があります。
たしかに、あなたの想像する理想の職場や仕事はあると思います。
ですが、それを具体的にイメージできない「なんとなく」の状態で追い求めないように気を付けましょう。
辞める理由と同じで、明確なビジョンを持つようにしましょう。
農協を辞めて後悔しない人の特徴
農協を辞めて後悔しない人は、基本的には後悔する人の逆と思ってもらって問題ありません。
また、ほとんどの人が農協を辞めて後悔しないと思います。
しっかり考えた結果、辞めたくて辞めたので後悔はしないはずです。
辞める理由が明確
辞める理由を明確に持っていたら、過去を振り返っても後悔することはありません。
思い出し懐かしく思うことはありますが、辞めなければ良かったと後悔することはないでしょう。
ちなみに僕が農協を辞めた理由は
- ノルマの自爆が受け入れられない
- 一円も残業代が支払われない
明確な辞める理由は、次に勤める職場への希望条件にもなるので、より後悔しにくくなります。
計画的に準備をする
農協を辞めて後悔しない人は、計画性を持って行動しています。
例えば、何年後のいつ辞めるかなど決めて、そこに向かって辞める準備をしています。
そうすることで身も心も転職に向かっていくことができ、後悔する人の特徴にあった突発的に動くことがなくなります。
転職は準備が9割とも言われています。
自分の目標(やりたいこと)が決まっている
自分のやりたいことがはっきりと決まっていて、それは農協ではやれないということが決まっていれば問題なしです。
後悔することはないでしょう。
迷いがない
絶対に辞めると心が固まっていたら後悔はしません。
そして、ここまで気持ちが固まるということは辞める理由も明確にあり、自分の目標もきっと持っている状態にあるでしょう。
あとはしっかりと準備をするだけです。
農協を辞めて後悔する?しない?
ここまで、農協を辞めて後悔する人と後悔しない人を書いてきました。
ですが、上記の後悔する人の項目に一つも当てはまらなかったのかと言われるとそうでもありません。
なぜなら突発的とまでは言いませんが、ほとんど何も計画も準備もない状態で農協を辞めたからです。
また、自分の目標(やりたいこと)が特に決まっているというわけではありませんでした。そのため、無職時代を経験しています。
正直、あの時代はキツイと思いましたが、それでもそのキツイ時でも辞めたことを後悔するようなことはなかったかもです。
何を言わんとするかというと、
- 後悔する人の特徴に当てはまるからと言って必ず後悔する
- 後悔しない人の特徴に全て当てはまらなければ後悔してしまう
というわけではないということですね。絶対というものはないので、参考として考えてください。
もしも、農協を辞めてから後悔したらどうする?
とはいえ、心から強く「農協を辞めたい!」「辞めても後悔なんてしない!」、そう思っても、その時になり気持ちが変わるのが人間というものです。
そんなときにどうするのか?
道は二つです。
- 過去は過去と割り切って前に進む
- もう一度農協に戻る
過去は過去と割り切って前に進む
僕を含み、多くの人はこのパターンだと思います。
苦しても道は前にしかありませんし、苦しいながらも進んでいくと道は徐々に開けていくものだったりします。
もう一度農協に戻る
中には、退職後にもう一度農協に戻ってくる人もいます。個人的には、前に進む道よりもハードな気がするので、相当に強い人だと思います。
実際に、僕が農協に勤めているときも何人か普通にいました。なので、農協はわりと出戻りOKという感じです。
ただし、退職時に揉めた人は難しいと思います(当たり前ですが)。
農協を辞めて後悔しないようにするために
- 辞める理由を明確に持つ
- 計画的に準備をする
- 自分の目標(やりたいこと)を知る
- 迷いをなくす
農協を辞めて後悔しても、もう元に戻ることはできません。そのため、しっかりとした辞める理由を持ちましょう。
また、農協を辞める前にできるだけ転職の準備をしておく必要があります。
前述しましたが、僕は転職についてろくに準備をしないで、農協を辞めています。
ですので、当然転職先も決まっていなかったので、苦労することも多々ありました。
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